この記事の答え
子どもの年齢だけで判断せず、利用便の運航会社と座席の使い方を確認し、空港では「預ける物」「機内で使う物」「係員へ相談すること」を分けて準備します。1. 年齢と座席で、航空券が必要かを確認する
最初に、往路・復路それぞれの搭乗日時点の年齢、運航会社、膝の上か一人分の座席を使うかを確認します。旅の途中に誕生日がある場合も、往復を一括りにしないでください。国内線でも会社によって区分が違い、国際線の国内乗り継ぎ区間には別の条件があるため、予約する航空券の案内まで確認します。
2026年10月7日に確認したANA国内線では、幼児は生後8日から1歳、小児は2歳から11歳です。JAL国内線の赤ちゃん向け案内は原則3歳未満ですが、オリエンタルエアブリッジ(ORC)とのコードシェア便は2歳未満が対象です。同じ2歳の子でも、便の選び方で必要な座席が変わります。
ANAでは0〜1歳の子の座席を確保する予約は、インターネットではなく国内線予約・案内センターで受け付ける案内です。また、航空券購入後は搭乗者や幼児を追加できず、追加には取り消し・払い戻しが必要とされています。「大人だけ先に買って、膝上の子は後から伝えればよい」と考えず、購入前に全員の登録と席の扱いを確認しましょう。
表は横にスクロールできます。
| 利用する便 | 膝上利用の年齢の案内 | 予約前に確認すること |
|---|---|---|
| ANA国内線 | 生後8日〜1歳 | 2歳からは小児。0〜1歳で座席を使う予約方法も確認 |
| JAL国内線(ORCコードシェアを除く一般案内) | 生後8日〜2歳 | 3歳未満でも座席を使う場合は航空券が必要 |
| JAL便名のORCコードシェア | 生後8日〜1歳 | 2歳から座席購入が必要。JALの一般案内だけで判断しない |
| ANA・JALの一般案内:大人1名が幼児2名を連れる場合 | 膝上にできるのは1名 | もう1名の座席・航空券と、必要なチャイルドシート等の条件を予約時に相談 |
比較内容を項目ごとに読む
- ANA国内線
- 膝上利用の年齢の案内:生後8日〜1歳
- 予約前に確認すること:2歳からは小児。0〜1歳で座席を使う予約方法も確認
- JAL国内線(ORCコードシェアを除く一般案内)
- 膝上利用の年齢の案内:生後8日〜2歳
- 予約前に確認すること:3歳未満でも座席を使う場合は航空券が必要
- JAL便名のORCコードシェア
- 膝上利用の年齢の案内:生後8日〜1歳
- 予約前に確認すること:2歳から座席購入が必要。JALの一般案内だけで判断しない
- ANA・JALの一般案内:大人1名が幼児2名を連れる場合
- 膝上利用の年齢の案内:膝上にできるのは1名
- 予約前に確認すること:もう1名の座席・航空券と、必要なチャイルドシート等の条件を予約時に相談
2. 座席は、希望だけでなく安全上の条件から選ぶ
子ども連れでは、通路へ出やすい席や景色を楽しめる窓側など、家族に合う位置を考えます。ただし、幼児連れは非常口座席を利用できません。ANAは、座席列にある酸素マスクの数の制限から、複数の幼児連れが同じ列に座れない場合があると案内しています。家族全員を同じ列にしたいときほど、座席指定画面だけで完了とせず、条件に合わない場合は航空会社へ相談します。
JALも幼児連れの非常口座席利用を制限し、機材変更によって指定座席が予告なく変わる場合があると案内しています。座席指定ができても、当日の搭乗券と案内表示でもう一度場所を確認しましょう。チャイルドシートを機内で使う場合は、対応する製品、座席、予約期限などに条件があります。持参すれば必ず使えるとは考えず、航空会社へ事前に確認します。
3. ベビーカーとチャイルドシートの扱いを決める
ベビーカーは「空港まで使う」「預けた後の空港内で使う」「到着後すぐ使う」の三つに分けて準備します。ANA・JALは空港の貸し出し用ベビーカーを搭乗口まで使えると案内していますが、数量などで希望に添えない場合もあります。返却場所と、そこから子どもを抱えて移動する間の荷物の持ち方を当日確認しましょう。
ANA・JALとも、到着後に貸し出しベビーカーを利用したい場合は、搭乗当日の出発空港で係員へ伝える案内です。着いてから探せばよいと考えず、出発時の相談に含めます。自分のベビーカーがどこで返却されるかも確かめておきましょう。ANAの優先返却は、所定の優先手荷物に続く扱いで、一緒に預けた他の荷物まで早く出る意味ではありません。
小さく折りたためるベビーカーでも、機内持ち込みのサイズ等を満たす必要があります。ANA・JALの案内では、ベビーカーを持ち込むと身の回り品以外の1個の枠を使うため、別のキャリーケースも同時に持ち込めるとは限りません。機内で使う物を入れたバッグとの組み合わせまで計画します。
チャイルドシートは、預けることと機内の座席で使うことを区別します。JALでは座席を確保した3歳未満の子どもが利用できる案内ですが、製品の適合、安全上の座席条件、事前の手続きは別に確認が必要です。持参する型番・子どもの年齢・便名を用意して運航会社へ相談し、当日初めて利用可否を判断する状況を避けましょう。
表は横にスクロールできます。
| 場面 | 確認すること |
|---|---|
| 自分の物を預ける | 受付場所、到着地での返却場所、荷物タグ |
| 出発空港で借りる | 貸し出しの有無、利用できる区間、返却場所 |
| 到着空港で借りる | 出発時に希望を伝える。利用可否と受取場所 |
| 機内へ持ち込む | 折りたたみ寸法、個数枠、ほかのバッグとの組み合わせ |
比較内容を項目ごとに読む
- 自分の物を預ける
- 確認すること:受付場所、到着地での返却場所、荷物タグ
- 出発空港で借りる
- 確認すること:貸し出しの有無、利用できる区間、返却場所
- 到着空港で借りる
- 確認すること:出発時に希望を伝える。利用可否と受取場所
- 機内へ持ち込む
- 確認すること:折りたたみ寸法、個数枠、ほかのバッグとの組み合わせ
4. 預ける荷物と、機内で使う物を分ける
大きな荷物を預ける前に、搭乗までと機内で必要な物を小さな手荷物へ分けます。おむつ、着替え、飲食に必要な物、薬など、旅の途中で取り出す可能性がある物は、利用便の持ち込みルールを確認したうえで手元に残します。予備は一か所へまとめず、遅延や荷物の受け取りまでの時間も考えて分けると、必要な物を取り出しやすくなります。
機内サービスは、機材や運航会社によって提供の有無や条件が異なります。ANAの案内にも、おむつ交換台、予備のおむつ、ミルク作り、ベビーベッドなどについて、対象外の便や機材、数量、予約期限の注意があります。機内でもらえることを前提にせず、必需品は自分で準備し、必要な設備は予約後に利用便の案内で確認してください。
5. 空港では、相談する場所と順番を決めておく
空港へ着いたら、運航状況と搭乗口を確認し、ベビーカーやチャイルドシートの預け入れ、貸し出し、座席の相談がある場合は、航空会社の有人カウンターや案内されたサポート窓口へ進みます。その後に保安検査、搭乗口という順番を置き、食事や買い物は必要な手続きを終えてから考えます。子ども連れでは移動や休憩に時間がかかるため、通常より余白を持たせます。
ANAは、2歳以下の子ども連れを対象に、希望者を先に機内へ案内する事前改札サービスを案内していますが、運航状況により実施できない場合があります。JALでも支援内容や利用するカウンターが示されています。優先案内が必ず受けられる前提にはせず、搭乗口へ早めに着き、係員へ確認してください。出発当日は次の五つを見直すと、家族全員の動線がつながります。
- 年齢、座席の使い方、実際の運航会社
- 非常口座席など、子ども連れに適用される座席条件
- ベビーカーとチャイルドシートを預けるか持ち込むか
- 機内で必要な物と、預ける荷物の分け方
- 空港で相談する窓口、保安検査、搭乗口までの順番
次の旅を、もっと面白く。
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